ネット上の画像の削除依頼先と方法がわかる
第三者に依頼して画像を削除してもらう方法がわかる
インターネットやTwitter InstagramなどのSNSサービスの普及により、以前よりもインターネット上における誹謗中傷・風評被害が目立つようになりました。
そしてそれは、掲示板への書き込み、ブログでの文章の投稿だけでなく 自分の画像が広まることによる被害 に悩んでいる方もいらっしゃいます。
目次
ネット上に見られたくない画像があることによるリスク・被害
ネット上に画像が上がっていることによるリスク・被害は様々です。
- 画像から住所・氏名などの個人情報が特定されてしまう
- 自分の画像がTikTok、twitterなどでネタとして使用される
- 容姿について誹謗中傷される
- 過去の過ち(10代の飲酒・タバコ)などで就職に影響がある
特に最近では、行きすぎた誹謗中傷により、精神を病んでしまったり命を絶ってしまうケースもあるため、私たちとしては悩んでいる方々のために一刻も早く画像を削除できるようなサービスを提供しております。
SNSに投稿した写真から住所が特定されてしまった
逮捕された人と一緒に映っている写真がサイト上に上がってしまっている
子どもが同級生の画像をインターネットで公開してしまって、問題になっている
酷い誹謗中傷の書き込みとともに自分の画像が掲載されている
近年こういった画像削除依頼のご相談は増加傾向にあり、個人法人含め年間1,000件近いご相談を頂いております。
投稿した覚えのない写真や画像がネット上に掲載されていたり本人の許可無く無断で使用されている場合は、いつどのように広まってしまうか分からないため気になる画像は早めに削除の対策を取ることをオススメします。。
見られたくない画像の削除依頼方法と消す方法
名前検索もしくは特定のキーワードで検索した際に表示されるケースとしては、主に以下の2つのパターンが指摘されます。
サイト・掲示板に掲載されている
画像が検索エンジンのキャッシュ(履歴)に残っている場合
画像自体は削除されていて既に画像データは残っていないはずなのに、検索すると出てきてしまう。
画像は消えているのになぜ検索すると画像が出てきてしまうのか?と疑問に思われるかもしれません。
これは画像データのキャッシュがインターネット上に残っているため、検索すると表示されてしまっている状態です。
ここでいうキャッシュ(cache)とはYahoo!やGoogleなどの検索エンジンに保存されている過去の一時データを指します。
アクセス集中などにより一時的にページへアクセスできない時に、このキャッシュをクリックすると検索エンジン側で保存してある過去のデータが確認できるようになっています。
以上のことから画像自体は掲載取り下げや削除対応をされたはずなのに、その後も検索するとなぜか画像が検索結果上に表示されてしまうという現象が生じてしまいます。
これを解消するには、画像キャッシュの削除申請をする必要があります。
まず、削除したい画像がキャッシュに残っているのか確認する方法をお伝えします。
一般的なキャッシュページを確認する方法
Yahoo!でキャッシュを確認する方法
各サイトのURLが記載されている右横あたりにある「キャッシュ」をクリックすると、Yahoo!側で保存してあるキャッシュデータを反映したページが表示されます。
Googleでキャッシュを確認する方法
各サイトのURLが記載されている右横に表示されている▼マークをクリックすると「キャッシュ」という項目が表示されます。
そこのキャッシュと表示されている箇所をクリックすると、Google側で保存してあるキャッシュデータを反映したページが表示されます。
画像キャッシュの削除依頼をする際には、対象画像自体のURLを確認する必要もあります。
次の手順を参考に確認をしていきましょう。
画像自体のURLを確認する方法
画像の URL を取得する
パソコン
- images.google.com で画像を検索します。
- 画像を右クリックします。
- ご使用のブラウザに応じて、次のいずれかをクリックして画像の URL を取得します。
- Chrome: [画像アドレスをコピー]
- Safari: [イメージのアドレスをコピー]
- Internet Explorer: [プロパティ] をクリックして、表示されるアドレス(URL)をコピー
- Firefox: [画像の URL をコピー]
下記はchromeのケースです。このように画像を右クリックして表示した中から「画像アドレスをコピー」を選択します。
スマホ
- images.google.com で画像を検索します。
- 画像を押し続けます。
- ご使用のブラウザに応じて、下記のリンクをクリックして画像の URL を取得します。
- Chrome: [リンクのアドレスをコピー]
- Safari: [コピー]
-参考リンク先-
Yahoo!「キャッシュ」とは
Google ページや画像の URL を調べる
このような手順でキャッシュが確認できたら、次はキャッシュ削除依頼の申請手続へ移行します。
キャッシュ削除依頼の申請方法
画像のキャッシュ削除依頼にはGoogleアカウントが必須であるため、Gmailなどを利用されている方はGmailにログインした状態のままで以下のURLへアクセスしてください。
Googleアカウントを未取得の場合は、まずGoogleアカウント取得の手続を行ったのち、古いコンテンツの削除へアクセスしてください。
※削除したい画像がサイトに掲載されている場合は、キャッシュ削除申請はできませんのでご注意ください。
掲載されているサイト、画像のURLが分かる場合
上部の空欄を入力し、送信しキャッシュの削除依頼は完了です。
googleの画像検索結果から画像URLを取得した場合
下部の空欄を入力し、送信しキャッシュの削除依頼は完了です。
キャッシュ削除申請後、削除反映の確認方法と日数
googleで削除申請を行った後は古いコンテンツの削除ページ内に表示されている削除リクエストの状態を定期的にチェックし、キャッシュの削除申請の可否を確認します。
キャッシュ削除完了までの期間は 早くて即日、平均的には一週間前後と言われていますが、それ以上時間を要する場合もあります 。
また、Google側からキャッシュ削除申請の可否回答はありませんので、現状自分で確認するしかありません。
画像そのものがインターネット上に掲載されている場合
キャッシュを削除する方法は、画像自体がネット状に掲載されている状況では対応してくれません。
その場合は、掲載している画像自体の削除を依頼することになります。
まず画像掲載元や削除依頼申請の宛先はどこか、他サイトへの転載の有無など、いろいろ調べる必要が生じてきます。
サイト運営者、サイト管理会社へ直接削除依頼をする
サイトに画像が掲載されている場合に削除要請をする依頼先は
- サイト運営者
- サイト管理会社
つまり掲載した本人に削除を依頼するか、掲載されているメディアプラットフォームに削除を依頼するかのどちらかということです。
通常国内運営サイトの場合は、申請フォームから削除依頼をした後に数日の間に運営側からの返信が届きます。その内容に従って、削除依頼申請を進めていくのが一般的です。
画像の削除要請をサイト運営者/サイト管理会社は受け付けてくれるのか?
サイト運営者は悪意を持って画像を掲載しているケースと、悪意なく画像を掲載しているケースがあります。
後者であれば、比較的スムーズに削除対応をしてくれるでしょう。
前者の悪意がある場合は、なかなか対応してくれないケースもあります。
そういった場合は、 弁護士に削除依頼を代行してもらうことをオススメ します。
個人の場合は、弁護士から書面が届いた段階ですぐ画像の削除に応じるケースが多いと思います。
サイト管理会社に削除依頼申請をする際には削除理由が重要です。
たとえば「自分が見ていて不愉快で嫌だから削除して欲しい」という理由だけでは、何度申請をしたところで不可回答しか来ません。
なぜなら第三者が見た時に「明らかに権利侵害(名誉やプライバシーの侵害など)をされている内容」だと判断されるものではないからです。
特に2ちゃんねるの場合は、2ちゃんねる側が設けている削除ガイドラインを確認した上で削除依頼申請をする必要があります。
本来であれば対応してもらえるような内容でも申請内容に何らかの不備があれば、不可回答となる可能性が高いです。
画像の削除依頼を申請する際は適切な手順と法的な論拠をもって運営側に申請を行うことが必要とされますので、専門家へ相談・依頼をするほうが望ましいかもしれません。
無断で画像をインターネット上に掲載した犯人を特定したい
プライバシーを侵害する画像が掲載されている場合、発信者情報開示請求をすることで掲載した本人を特定することができます。
発信者情報開示請求とは?
発信者情報とは、住所、氏名、投稿日時、メールアドレス、IPアドレス等の投稿者の情報を指し、この投稿者の情報を教えてほしいと発信者情報の開示を請求する一連の手続きのことをいいます。
発信者情報開示請求は主に2つのパターンに大別されます。
実名登録のサイトの場合
住所氏名などの個人情報を登録が必須であるサイト(Amazonや楽天市場など)に場合、当該サイトの管理者・運営会社へ誹謗中傷投稿をした投稿者の発信者情報開示請求を申請します。
任意による情報開示請求と情報開示が拒否された場合は裁判所手続きによる法的措置を行う流れになりますが、
いずれの場合にせよ、裁判所を介した訴訟になります。
匿名サイトの場合
匿名ブログや2ちゃんねるなどの匿名掲示板に対する情報開示請求は煩雑な手続が必要となります。
なぜなら、実名登録サイトの場合は個人情報登録が必須であるため、管理者側が投稿者の個人情報を把握していますが、
匿名性のブログや掲示板の場合、管理者は投稿者を特定できるような情報を持っていないことが多い からです。
これらのケースでは次のような手順で投稿者特定をしていきます。
裁判所のによる発信者情報開示仮処分もしくはテレコムサービス協会の発信者情報開示請求書にて手続を行います。
②先の請求によって開示されたIPアドレスが、どのプロバイダが管理しているものかの調査を行う
IPアドレスとプロバイダ情報はインターネットで検索できます。
ドメイン名・IPアドレス検索 (Whois)
③プロバイダへログ保存の仮処分申請を行う
プロバイダ側の通信ログが消えそうな時期が間近な場合は、ログ保存の手続を行います。
プロバイダ側が通信ログを保有する期間は、プロバイダ毎に異なりますが、概ね3ヶ月~6ヶ月程度だと言われています。
通信ログ保存が必要な場合は、この仮処分手続も発信者情報開示請求と並行して進めていく必要があるでしょう。
③プロバイダへログ保存の仮処分申請を行う
プロバイダ側の通信ログが消えそうな時期が間近な場合は、ログ保存の手続を行います。
プロバイダ側が通信ログを保有する期間は、プロバイダ毎に異なりますが、概ね3ヶ月~6ヶ月程度だと言われています。
通信ログ保存が必要な場合は、この仮処分手続も発信者情報開示請求と並行して進めていく必要があるでしょう。
④プロバイダに対して、投稿者の住所氏名などの開示請求訴訟を行う
プロバイダ側へ投稿者の住所氏名の開示請求訴訟を行います。
以上が発信者情報開示請求手続の流れになります。
匿名サイトであれ個人特定は可能ですが、多くの時間と費用が必要になります。
またログが保管されていなかったり、不特定多数の人間が利用するような場所において投稿がされた場合は、望ましい結果が得られない可能性も否定はできません。
損害賠償請求も視野に入れた投稿者特定を行うのか、まずはインターネット上の画像・画像キャッシュの対策を行うのかどういった対策を進めていくかによって、優先すべき手続が変わってくることもありますので
被害が拡大して1人で悩んで抱え込んでしまう前に、専門家へ無料相談のお問合わせをしてみることをおすすめいたします。
第三者に相談して画像問題を解決する
弁護士に依頼する
名誉毀損を理由とした損害賠償請求や仮処分申請など法的処置を行うことができます。
依頼する際には、IT分野に明るい弁護士事務所に相談するようにしてください。
逆SEO対策会社へ依頼
SEO対策とは、「検索に引っかかるように対策をすること」です。
一方で、逆SEO対策会社は「検索に引っかからないように対策をする」会社です。
相手とのやりとりなく進めたい
確実に消したい
正面から検索結果に表示される画像の削除を目指すと、googleやサイト管理者との膨大なやりとり、弁護士とのやりとりなど手間も時間も掛かってしまいます。
目的は人目につかないようにすることですから、
とにかく早く、確実に画像が目につかないようにしたいという方は逆SEO対策会社への依頼を検討した方がいいでしょう。
どのようにしてgoogle検索に引っかかる画像を非表示にするのか
私たちが行う手法はgoogle検索から削除するという方法ではなく
消しているというより目につかなくする といった方が正しいです。
google画像検索や画像が掲載されているサイトが引っかかるキーワードに他の画像を表示させることで依頼者様が見せたくない画像が目につかないようにしているのです。
画像の非表示対策を行う会社は多数ありますが、概ねどこも同じ方法を取っています。
気をつけるべきは、自社で画像の非表示対策を実行している会社もあれば、ただの営業会社で実行は別会社に振っているケースもよくあります。
そのため、依頼される場合は自社で対策を行なっている会社にしてください。
ネットで引っかかる画像の非表示対策の費用
こちらは当社の費用の目安になります。
画像非表示対策サービス 平均3万円程度です。画像の拡散され具合や画像が検索に引っかかるキーワードによって難易度が変わるため、
難易度の高いご依頼で20万円近く掛かることもあります。
最後に
画像のキャッシュ削除依頼の申請については、さほど難しいものではありません。
しかし、キャッシュ削除依頼の手順や申請するURLに不備があれば消したいと考えている画像はネット上から消えません。
また、画像のキャッシュだと思っていたものが実はキャッシュではなくインターネット上に存在しているデータであれば、
そもそも画像キャッシュ削除依頼では根本的な解決にはなりませんので、画像掲載元への削除対策に取り組まなければなりません。
どちらの場合にせよ、放置しておいてもインターネット上から消えるわけではありませんので、それぞれ適切な対策をする必要があります。
名前で検索したら昔の写真が画像で出てきて困っている
画像を消したいけどどうすれば良いのか画像の消し方や消す方法が分からない
子どもの写真をインスタやTwitterに上げてしまって、もう画像は消したはずなのに検索すると出てきてしまう
画像のキャッシュ削除申請をしたはずなのに、画像が消えていない
画像のキャッシュだと思っていたら、キャッシュじゃなくて画像自体がネットに残っているから削除したい
無断で誰かが自分の写真をネットに上げて、晒されていて困っている
見られたくない画像を勝手にインターネット上げた人物を特定したい
画像や画像のキャッシュがどれだけ拡散されたのか分からなくて困っている
このようなお悩みに関するご相談も、1人で悩みこんでしまう前にお話をお伺いし、少しでもお役に立てればと思います。
ネット上の画像非表示をご希望の方の無料相談・見積り依頼はこちらから
併せて押さえておきたい関連記事
社名 | 株式会社リンクス |
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電話番号 | TEL0120-627-940 FAX03-6867-0897 |
所在地 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-25-29 ファザーランド高田馬場10F |
代表取締役 | 内山成児 |
設立 | 2012年06月 |
従業員 | 55名(2015年1月現在 グループ全体含む) |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | ネット上の風評被害対策コンサルティング Webマーケティング事業 リスティング広告運用代行 Webサイト制作 |