Yahoo!知恵袋の削除依頼方法、消す方法とは

Yahoo!知恵袋の削除依頼方法、消す方法とは

ご存知のかたが多いであろう「Yahoo!知恵袋」は、Yahoo!のコンテンツサービスの1つです。
これはインターネット上にあるQ&Aサイトであり、Yahoo!IDを利用して質問投稿または回答投稿を行えます。

利用者も多く気軽に閲覧しやすいのが特徴ですが、実に役立つ投稿から虚偽やデタラメの投稿も散見され、残念ながら個人や法人に対する攻撃的な誹謗中傷投稿も存在します。

 

Yahoo!知恵袋などのQ&A投稿サイトにおける誹謗中傷・風評被害とは

Yahoo!IDがあれば誰でも利用できるという敷居の低さからか、気軽に投稿できるのがYahoo!知恵袋の特性です。
しかし、ほとんどの場合は匿名による投稿のため、一見すると何処の誰が投稿したものか詳細がわかりません。
それが、ネガティブな知恵袋投稿などYahoo!知恵袋による誹謗中傷や風評被害を起こす一因となっているのも確かです。

また、Yahoo!知恵袋は検索結果内で上位表示されやすく、特定のキーワードで検索した際に目立つところへ表示される傾向があります。

Yahoo!知恵袋のような一般認知度・利用者数が多いサイトに誹謗中傷や風評被害の投稿をされてしまったら、以下のようなリスクが想定されます。

個人の場合

1:就職活動への影響
2:結婚や子どもへの影響
3:契約関係への影響
4:仕事関係への影響

詐欺、逮捕、不倫など、いわれのない事実無根の内容だとしても、検索する相手は必ずしも面識のある人だけとは限りません。
一切面識のない他人が名前で検索した時に表示されるネガティブなYahoo!知恵袋を見ることもあり、そこで有らぬ誤解が生じたとしても弁明する余地すらありません。
仮に本人が気にしないとしても、その近親者や家族に影響が及ぶ可能性も考えられるでしょう。

また最近ですと、創作活動をされている個人のかた、フリーランスで働いている方の場合、トレパク、パクリなどの所謂剽窃行為をしているなどと取り上げられ、
謂れのない誹謗中傷を受けてしまい、実際の活動やお仕事に支障をきたし、精神的にも追い詰められてしまうケースが見受けられます。

法人の場合

1:企業イメージの低下
2:採用活動への影響
3:営業活動への影響

たとえば就職・転職を検討している人たちが、ブラック、倒産、詐欺、悪徳などの書かれている企業関連の知恵袋を見たとしたら。
企業エントリーを躊躇ったり、またそれにより取引を見送るなどの営業利益損失、企業イメージの低下に繋がることもゼロではありません。
また、いわゆる「逆恨み」によるネガティブで誹謗中傷的なYahoo!知恵袋投稿による風評被害も残念ながら存在します。

そういった誹謗中傷や風評被害がひとつの契機となって、
不買運動や株価の下落などに発展し売上や業績の悪化、それに伴う企業イメージの低下など、ネット上のことが現実にまで悪影響を及ぼすことはあまり珍しい現象ではなくなってきています。


所詮インターネット上のことだろう
検索結果に表示されても所詮一過性の出来事

このように問題を軽視する捉え方は、そろそろ改める必要が出てきたのかもしれません。
Yahoo!知恵袋などインターネット上の誹謗中傷・風評被害は予想以上に、そしてあっという間に広がっていきます。

もし検索をしてみて誹謗中傷や風評被害を見つけたら、可能であれば早急に何らかの対処をしたほうが望ましいでしょう。

ネガティブなYahoo!知恵袋の削除依頼方法と消す方法は?

Yahoo!知恵袋削除依頼の対策方としては主に以下の3つの方法があります。

自分でYahoo!知恵袋投稿の削除依頼をする

自分で投稿を削除可能なケースは以下の場合です

・知恵袋が回答受付中の場合

まだ知恵袋が回答受付中の状態であれば、投稿者自身での削除が可能です。

・知恵袋が解決済みの場合

回答を締め切りベストアンサーを選んだ時点で知恵袋は回答受付中から解決済みとなり、新規の投稿は出来ない状態へと変化します。
この場合における有効な知恵袋削除方法は、プレミアム会員によるYahoo!知恵袋投稿削除です。プレミアム会員は月に1件までは解決済みのYahoo!知恵袋投稿の削除が可能です。

 

!!!注意!!!
投稿時のアカウントを削除してしまった場合は、自分で投稿削除が一切できなくなります。

違反報告フォームから削除依頼をする

自分で投稿の削除依頼をしてみても、Yahoo!知恵袋削除対応がされなかった場合は、違反報告による削除依頼を試してみるのも1つの手です。

違反報告の手順

赤枠で囲われている部分をクリックします。
クリックすると図のような違反報告申請フォームのページに切り替わります。

該当する違反項目を選択した後、赤枠部分をクリックするとこの形式の違反報告は終了です。

あるいは詳細を添えて違反報告をしたい場合、「宣伝、広告的な利用」の違反項目を選択します。
そうすると下図のようなページに切り替わります。

報告フォームの項目内容にしたがって入力をしていきます。
なお、メールアドレス記載欄が設けられていますが、原則Yahoo!側から違反報告に関する返信対応は行っていません。
申請後に自分で該当知恵袋にアクセスをして、削除されているかどうか確かめる必要があります。

参考リンク

Yahoo!:自分が投稿した「質問」を取り消したい場合

Yahoo!:Yahoo!プレミアム会員の場合

Yahoo!知恵袋を利用するにあたって

 

違反報告で比較的削除されやすいパターン
全般的に、個人からのYahoo!知恵袋削除依頼の方が対応してもらいやすい傾向も見受けられます

【一例】

・個人に対する誹謗中傷

・ネットリテラシーの低さから意図せず他者を誹謗中傷、名誉を毀損してしまった

(※これらは今までの実績に基づくものであり、必ずしも成果を保証するものではありません)

 

侵害情報の通知書による削除依頼

先述した2つのYahoo!知恵袋削除依頼方法を試してみても上手く行かなかった場合、プロバイダ責任法に基づき侵害情報の通知書をYahoo!側へ送付してYahoo!知恵袋投稿の削除申請をする方法があります。
申請後はYahoo!側から知恵袋の削除依頼に関する回答が文書で届く形式です。

しかし申請すれば何でも消えるわけではありません。

Yahoo!ガイドラインに違反していて、名誉毀損など明らかに権利侵害に該当すると客観的に判断される内容でなければ削除してもらえる見込みはあまり高くないでしょう。
特に法人からの請求は削除判断基準が厳しいのが現状です。

◆参考リンク◆

プロバイダ責任制限法に関する申告を行う方へ

名誉毀損・プライバシー関係書式(PDF)

Yahoo!知恵袋投稿などネット上の誹謗中傷者を特定したい

運営会社やサイトの管理人へ削除依頼の申請をしたけれど、任意による削除対応がされなかった場合
あるいは、ブログやSNS、匿名掲示板などにおいて誹謗中傷をした人物の特定をしたい場合

こういった場合には、発信者情報開示請求をする必要があります。

発信者情報開示請求とは?

発信者情報とは、住所、氏名、投稿日時、メールアドレス、IPアドレス等の投稿者の情報を指し、この投稿者の情報を教えてほしいと発信者情報の開示を請求する一連の手続きのことをいいます。

発信者情報開示請求は主に2つのパターンに大別されます。

実名登録のサイトの場合

住所氏名などの個人情報を登録が必須であるサイト(Amazonや楽天市場など)に場合、当該サイトの管理者・運営会社へ誹謗中傷投稿をした投稿者の発信者情報開示請求を申請します。
任意による情報開示請求と情報開示が拒否された場合は裁判所手続きによる法的措置を行う流れになりますが、
いずれの場合にせよ、裁判所を介した訴訟になります。

匿名サイトの場合

匿名ブログや2ちゃんねるなどの匿名掲示板に対する情報開示請求は煩雑な手続が必要となります。
なぜなら、実名登録サイトの場合は個人情報登録が必須であるため、管理者側が投稿者の個人情報を把握していますが、
匿名性のブログや掲示板の場合、管理者は投稿者を特定できるような情報を持っていないことが多いからです。

これらのケースでは次のような手順で投稿者特定をしていきます。

①サイト管理者に対しIPアドレスなどの情報開示請求を行う

裁判所のによる発信者情報開示仮処分もしくはテレコムサービス協会の発信者情報開示請求書にて手続を行います。

②先の請求によって開示されたIPアドレスが、どのプロバイダが管理しているものかの調査を行う

IPアドレスとプロバイダ情報はインターネットで検索できます。
ドメイン名・IPアドレス検索 (Whois)

③プロバイダへログ保存の仮処分申請を行う

プロバイダ側の通信ログが消えそうな時期が間近な場合は、ログ保存の手続を行います。
プロバイダ側が通信ログを保有する期間は、プロバイダ毎に異なりますが、概ね3ヶ月~6ヶ月程度だと言われています。
通信ログ保存が必要な場合は、この仮処分手続も発信者情報開示請求と並行して進めていく必要があるでしょう。

④プロバイダに対して、投稿者の住所氏名などの開示請求訴訟を行う

プロバイダ側へ投稿者の住所氏名の開示請求訴訟を行います。

以上が発信者情報開示請求手続の流れになります。

Yahoo!知恵袋の発信者情報開示請求の場合

次のような手続きの流れになります。

①Yahoo!側へ削除及び発信者情報開示請求の仮処分申請を行う
②Yahoo!側からIPなどの情報が開示されたら、先の請求によって開示されたIPアドレスが、どのプロバイダが管理しているものかの調査を行う
③プロバイダ側へ投稿者の住所氏名の開示請求訴訟を行い、それにより判明した個人情報に基いて投稿者に対する損害賠償請求を行う

匿名サイトであれ個人特定は可能ですが、多くの時間と費用が必要になります。
またログが保管されていなかったり、不特定多数の人間が利用するような場所において誹謗中傷の投稿がなされた場合は、望ましい結果が得られない可能性も否定はできません。


損害賠償請求も視野に入れた投稿者特定を行うのか、まずはネット上の誹謗中傷や風評被害の対策に重きをおくのか

 

どういった対策を進めていくかによって、優先すべき手続が変わってくることもありますので
被害が拡大して1人で悩んで抱え込んでしまう前に、専門家へ無料相談のお問合わせをしてみることをおすすめいたします。

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主な相談先とそれぞれの長所・短所

弁護士事務所の場合

まずはこのようなインターネット上の風評被害対策に明るい弁護士事務所を選定することが大切です。
専門知識が乏しいところへ依頼をしたとしても、望ましい結果が得られる見込みは高くはないでしょう。

ただし、弁護士からの請求であっても権利侵害に相当しないとYahoo!側へ判断されたものは削除に至りません
仮に時間を置いて再度削除依頼をしたとしても、削除される見込みはかなり低く望ましい結果が得られるとは限りません。

対策会社の場合

弁護士事務所のような申請は出来ませんが、それ以外の手法によって解決した実績に基づいてご相談を承ります。
特に名誉毀損に該当しないけれどもネガティブなイメージを与えるYahoo!知恵袋関してもご相談ください。
また、その他のネット上の風評被害など、多角的な施策も行えます。

 

最後に

インターネットで調べるのが当たり前の現代においてはYahoo!知恵袋の誹謗中傷や風評被害が原因となって、ネット上の誹謗中傷行為や風評被害の拡大を促し、またそのスピードも早くなっています。
少しでも気になったときが専門家へ相談する1つのきっかけです。

社名 株式会社リンクス
電話番号 TEL0120-627-940
FAX03-6867-0897
所在地 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-25-29
ファザーランド高田馬場10F
代表取締役 内山成児
設立 2012年06月
従業員 55名(2015年1月現在 グループ全体含む)
資本金 10,000,000円
事業内容 ネット上の風評被害対策コンサルティング
Webマーケティング事業
リスティング広告運用代行
Webサイト制作