「自分では載せたことのない過去が出てくる」
「思い出したくない過去の情報が出てくる」
「人に知られたくない過去が出てくる」
など検索結果に悩んでいる人は少なくありません。
人によって検索結果を消したい理由は様々ですが、
就職活動や結婚などに悪影響を及ぼすこともあります。
今回の記事では、「自分の名前で検索をかけた時に望まない情報が出てきてしまう場合」の対処法についてお伝えします。
目次
検索結果に出てくる情報は『自分で投稿したもの』か『第三者に投稿されたもの』か
そもそも検索結果に自分の名前が引っかかるということは、過去に投稿した(または第三者に投稿された)からに他なりません。
ブログ記事、口コミサイト、2ch・5chなどの掲示板などのサイトでの投稿に頭を悩ませている方がいらっしゃいます。
自分が過去に行った投稿を削除したい方
個人が発信することへの心理的ハードルは年々下がってきており、
自分のことをさらけ出すことへの抵抗感は若年層になるとともになくなっているように感じます。
SNSやブログサイト、動画サイトなど個人が発信できる場所は数多くあり、その時々の心情や人間関係を発信することは良いことでもある一方で、のちに大きな後悔を生むこともあります。
かつて深く考えずに投稿してしまったものが、 個人名と紐づいた検索結果が残り続けてしまい困っている という方からの相談が絶えません。
アカウントを把握している自分の投稿であればログインして削除すれば済む話ですが、
アカウントが分からなくなってしまったというケースもあると思います。
それらは一度検索エンジンにインデックス(認識)されてしまうと自然消滅することはありません。過去の懐かしい思い出と言えるものであればいいですが、
恋人や婚約者に見せたくない過去に付き合っていた人との仲睦まじい写真が出てきてしまったり、会社の同僚や取引先には見られたくない若気の至りの写真が出てきてしまう。
そんな状況に頭を悩ませている方からの相談は少なくありません。
他人に上げられた投稿を削除したい方
これは悪意のある場合とない場合があります。
悪意がない場合、例えば知人が投稿した写真や情報が検索に引っかかる場合です。この場合は、掲載した知人に連絡をとって掲載を取り下げてもらうことで対処することができます。
厄介なことは、 悪意を持って(広めることを意図して)自分の名前や情報、写真が掲載されてしまった 場合です。
過去に芸能活動を行っていた、問題を起こして警察沙汰になったなど。
もし上記のような場合であれば目的はアクセス数だったりします。
個人情報をまとめたブログを掲載されて困っているという相談はかなり多いです。
個人名に止まらず、出身地や出身校、勤務先まで丁寧にまとめられているような事例もあります。
また個人的な恨みから掲示板に書き込まれてしまい、自分の名前が検索に引っかかっているというケースもよく見られます。
見られたくない情報を放置することのリスク
過去に自分で掲載した情報、他人によって上げられた情報ともに放置することで現在の生活を脅かしたり、社会的に不利益となり得る可能性が大いにあります。
その内容によっては、 ”婚約破棄”、”内定取り消し”、”審査不合格”などのような不利益を被る可能性も十分に考えられます 。
これが学校や職場内のみで広がったことであれば環境を変えればどうにかなるかもしれません。しかしインターネットは環境さえ整っていれば、世界の裏側からでも誰でも閲覧することができます。
つまり一度載せてしまったら消えにくい、探られやすいなど、インターネットは非常にリスクの高い場所なのです。24時間いかなる時に、どんなきっかけかで自分のあまり知られたくない過去が漏れ出すかわかりません。
その危険性だけにとどまらず、1つのサイトにのみしか載っていないと思われた内容が、
地域や世代、関連性のあるものなどでまとめられて別サイトに無断転載されていることもあります。
プライバシーなどの問題がと言えば確かにそうかもしれませんが、広すぎるネット社会では、その取り締まりも十分に行われていない、言っても取り合ってもらえないことも数多くあるのです。ここまで長々とお話しさせていただきましたが、
本日のテーマでもある”自分の名前で検索した時の検索結果”によるトラブルで挙げられるものを要約すると下記のようなことが挙げられます。
現在の生活に支障をきたすようなものは削除するために対策を行う必要があります。
自分に起こり得る不利益
過去の出来事によって人間性を評価され、 今後の人生の岐路で影響が及ぶ危険性 がある。
⇒内定取り消し、家を借りることができない、お金を借りることができない、彼女や婚約者に振られた etc…
など個人の信用を毀損する不利益を被ります。
周りに起こり得る不利益
内容によっては親族や近親者に迷惑がかかることもあります。
信ぴょう性のないネットの情報でも、 あたかも事実かのように広められてしまうこともあり得る のです。
以下は、弊社の相談者さんが過去に『ネットで自分の名前や情報が出てくること』で受けた被害です。
・過去に事件を起こしたというネットの情報から噂が地元に広まり、住んでいる場所から離れなければ行けなくなった。
・自分の子供がいじめの加害者として名前が出てしまい、精神的なダメージを負ってしまった。
話をお聞きしてみるとこれらは、全くの事実無根ということでした。
事件を起こした犯人と名前が似ているというだけで、ネット上に自分の個人情報を晒されてしまったという事例は枚挙にいとまがありません。
ここまで前置きがなくなりましたが、
私たちは今の生活を揺るがしかねない「検索結果」を削除するプロです。
検索結果を消す手段はあるのか解説させていただきます。
検索結果の削除方法①サイト管理者へ直接削除依頼をする
費用 ☆☆☆☆☆
解決可能性★☆☆☆☆
まずは、費用を掛けず自分でできることから取り組みましょう。
一番基本的な方法はご自身で掲載されているメディア・掲示板などに削除依頼の申請をすることです。誹謗中傷投稿が掲載されているブログや媒体の運営会社もしくはサイトの管理者への削除依頼が可能です。
以下のいくつか各種お問い合わせ先を記載しておりますので、ご参考ください。
通常国内運営サイトの場合は、申請フォームから削除依頼をした後に数日の間に運営側からの返信が届きます。その内容に従って、削除依頼申請を進めていくのが一般的です。
サイト運営者の問い合わせ先が分からない場合
個人情報や問題のある内容が投稿されているサイトが個人ブログで、問い合わせもできないという場合はWhois情報を確認することでサイト所有者の情報を調べることができます。
https://seocheki.net/
上記サイトに該当URLを入力するとWhois情報を確認でき、サイト運営者のメールアドレスが取得できる場合があります。(サイト運営者がWhois公開代行サービスを利用している場合、個人情報を確認することはできません。)
削除依頼が認められる条件
削除依頼申請を出せば必ず認められる訳ではありません。 サイトによって削除基準があります。たとえば「自分が見ていて不愉快で嫌だから削除して欲しい」という理由だけでは、何度申請をしたところで受理されることはないでしょう。
多くのサイトでは第三者が見た時に「明らかに権利侵害(名誉やプライバシーの侵害など)をされている内容」だと判断される必要があります。
ブログの削除依頼を申請する際には、サイト内に記載されている禁止事項や利用規約の内容に基づいて 利用規約違反等に該当するかどうかが非常に重要なポイント になります。
ご自身で削除依頼を申請する際は、削除してほしいという一方的な要求ではなく利用規約に目を通して禁止事項のどれに該当するのか言及した上で運営側へ申請を行うようにしてください。
検索結果の削除方法②サイト管理者への削除依頼を弁護士に代理で行ってもらう
費用 ★★★☆☆
解決可能性★★☆☆☆
掲載されているサイトへの削除申請を行ったものの対応してもらえない、あるいは削除が承認される可能性を高めたいという方は弁護士へ相談・依頼をするほうが望ましいかもしれません。
弁護士事務所に依頼することで、掲載されている内容を削除してもらう正当な理由を法的根拠に基づいて伝えてもらうことができます。
また、 第三者から悪意を持って個人情報を晒されている場合は、損害賠償請求やIP開示請求など法的な処置をとることも可能 です。
もちろん、サイトや掲示板などの運営方針によって対応は異なりますが、弁護士から伝えるだけで運営側の対応が変わるという場合もあるため検討の余地はあります。
削除請求に必要な弁護士費用は10〜30万円とかなり開きがあるようです。
また、着手金・報奨金(削除に成功した場合に発生する費用)などに分かれている弁護士事務所などサービス体系も異なるため複数サイトを調べてみましょう。
ただ、気をつけていただきたいのが、サイトから情報を消せば直ちに検索結果に自分の名前が出なくなるという訳ではありません。
検索結果の削除方法③google・yahooに検索結果の削除リクエストを送る
費用 ☆☆☆☆☆
解決可能性★☆☆☆☆
管理者側への削除要請がスムーズに通らず現状記事削除が困難である場合、まだご自身でできることがあります。その一つが google・Yahoo!などの検索エンジンに削除リクエストを送る方法 です。
Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで特定の検索キーワードを入れて検索ボタンを押したあとに表示されたものを検索結果と呼びます。
「検索結果上からの削除リクエスト」とは、検索エンジンで特定の検索キーワードで検索したときに特定のURLを検索結果一覧から取り除く、つまり非表示状態にする対策のことです。
たとえば、ある実名記事が掲載されているサイトのURLを検索結果上に表示させたくない場合、個人名検索をした際に、その検索結果一覧内にそのURLを表示させない方法が「検索結果上からの除外対策」です。
自分の名前が出てくる情報をサイトから消すことができなければその該当URLが検索に引っかからなくすればいいという考え方ですね。
googleに検索結果の削除リクエストを送る方法
googleには個人情報の検索結果からの削除を依頼するフォームが用意されています。
上記のようにgoogleにはコンテンツを削除するフォームがいくつか用意されています。
電話番号や住所、写真などプライバシーに関する検索結果の削除依頼は①から申請し、誹謗中傷などの名誉毀損や著作権侵害など法的な理由による削除依頼は②から申請します。
③は第三者による違反報告窓口です。
サイトから写真を消したもののgoogleの検索結果に画像が残っているという場合は、キャッシュが残っているため4の「googleから古くなったコンテンツを削除する」から画像が表示されないように申請することができます。
Yahoo!に検索結果の削除リクエストを送る方法
Yahoo!の場合は、まずはサイト管理者で対応しろというスタンスです。
・検索エンジンの巡回拒否するようWEBサイトの設定を変更する
・検索結果に引っかからないようWEBサイトの設定を変更する
・コンテンツをWEBサイトから削除する
それでも状況が解決されない場合、Yahoo!お問い合わせ窓口より「検索結果からの情報削除」を選択しコンテンツ削除を申請する流れとなっています。
上記はあくまで”受付窓口”であって必ずしても対応してくれる訳ではありません。
申請理由はもちろん適切な方法で申請する必要があり、不備があれば申請は却下されます。
また、申請してから回答が届くまでに長くて1ヶ月前後かかるケースも有り、ある程度の専門知識も必要とされるため、一個人が行うには時間と労力がかかるでしょう。
検索結果の削除方法④逆SEOを行い、作為的に該当ページの検索順位を下げる
費用 ★★★★☆
解決可能性★★★★☆
特定の検索ワードで検索した際に、検索結果一覧に表示されているネガティブサイトの検索順位を下位へ押し下げていく方法です。
外部業者に依頼することになるため費用は掛かりますが、サイト管理者がコンテンツ削除に応じてくれず、google、Yahoo!などの検索エンジンにもコンテンツ削除の申請を受け入れてもらえない場合は、逆SEOの検討をした方がよいかもしれません。
関連記事:インターネット上の風評被害対策を依頼するにあたっての注意点とは?
この対策は対策会社が特化していますが、逆SEO施策を検討する際は、まず複数の対策会社へ問い合わせをしたうえで、最も信頼が置けるところを選定することが重要です。
逆SEOはどういった方法をとっている?
逆SEOには、検索結果から排除したいページの順位を「実際に下げる」手法と、「他のサイトを上げることで結果的に順位が下がる」手法に分けられます。
■検索順位を実際に下げる手法
1、ペナルティと認識されるリンクを設置する
googleは無関係な多数の被リンクを貼っている場合、不正なSEO対策としてペナルティと認定し順位を大幅に下げることがあります。それを利用し、検索順位を下げたいページに大量の被リンクを設置することでペナルティを意図的に発生させます。
2、コピーコンテンツを大量に作成
該当ページのコピーコンテンツを大量に作成し、スパムと認定させることで順位を下げることができます。
■他のサイトを上げる手法
1、サイトを複数作成し、順位を上げる手法
該当ページが表示されるキーワードで別のサイトが上位を占めるようにサイトを多数生成し、SEO対策を行う手法です。
誹謗中傷対策はプロにお任せ下さい!
出来るだけ費用を掛けずに検索結果を除外するに越したことはありませんが、そのままにしておくと日常生活に支障をきたしたり、企業の場合経営に甚大な影響を及ぼすこともあります。
ここまでお伝えしてきた方法で解決できない場合は、一度逆SEOをご検討ください。
弊社は2012年に創業以降、逆SEO対策の成功実績がございます。
気軽に匿名で発信ができる今、個人名や社名の誹謗中傷・風評被害は大きな社会問題になりつつあります。
第三者の無責任な投稿により、日々の生活を苦しめられていたり、人生の選択を狭められている状況を私たちの手で解決できることはしていきたいと考えております。
「自分の場合は検索結果を消すことは可能なのか」
「費用はいくらぐらい掛かるのか」
「自分でできる対策方法はあるのか」
など何でもご相談ください。
社名 | 株式会社リンクス |
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電話番号 | TEL0120-627-940 FAX03-6867-0897 |
所在地 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-25-29 ファザーランド高田馬場10F |
代表取締役 | 内山成児 |
設立 | 2012年06月 |
従業員 | 55名(2015年1月現在 グループ全体含む) |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | ネット上の風評被害対策コンサルティング Webマーケティング事業 リスティング広告運用代行 Webサイト制作 |