★5ちゃんねる(5ch)・2ちゃんねる(2ch)の書き込みの効果的な削除依頼方法・消したい方

★5ちゃんねる・2ちゃんねるの書き込みの効果的な削除依頼方法・消したい方★

今回ご紹介するのは、「5ちゃんねる(5ch)・2ちゃんねる(2ch)の書き込みを削除するための効果的な方法とポイント」です。

日本でトップクラスの匿名書き込みサイトである「5ちゃんねる(5ch)・2ちゃんねる(2ch)」。近年、インターネットを通じて、個人に関する情報の漏洩や様々な中傷が問題になっているのを目にする機会も増えています。一つの書き込みによって、知られたくない過去が漏洩したり、会社やお店の風評被害を受けたり、人生にとって計り知れない損害をもたらします。中でも、そうした書き込みは、匿名サイトやSNSなどが舞台となるケースが多く、どういう対応をすればいいのかと頭を悩ませている人も少なくありません。

「5ちゃんねる(5ch)・2ちゃんねる(2ch)」のスレッドは、色々なGoogleやYahooなどの検索サーチエンジンに引っ掛かってしまいます。そのため、情報はより拡散してしまうため、被害も大きくなってしまうのです。しかし、「5ちゃんねる(5ch)・2ちゃんねる(2ch)」の書き込みに対する削除依頼は複雑で、難しいと言われています。

弁護士に依頼するという方法もありますが、そこまで大きな事態にしたくないという方も多くいらっしゃるでしょう。今回は、弁護士に相談する以外の方法で、「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる」の書き込みに対してどのような方法で削除が出来るのか、どのように削除依頼を出すのがいいのかを徹底的に解説していきたいと思います。自分自身のケースを照らし合わせて、参考にしていただければ幸いです。

そもそも、「5ちゃんねる(5ch)・2ちゃんねる(2ch))」とは?

「5ちゃんねる」は、日本最大の匿名サイト「2ちゃんねる(ドメイン名:2ch.net)」が改名したものです。政治、経済、文化、芸能、グルメ、趣味など、あらゆるジャンルの話題を話すことができ、さまざまなブームやニュースをもたらしました。

初代管理人であった西村博之氏は「2ちゃんねる(ドメイン名:2ch.net)」を権利譲渡しましたが、新たに「2ちゃんねる(ドメイン名:2ch.sc)」を設立し、現管理人となりました。西村氏は2ちゃんねるのドメイン(2ch.net)の権利を求めて係争し、しばらくの間、2ch.netと2ch.scの2つの「2ちゃんねる」が存在する状況が続きました。そして2016年、WIPO(世界知的所有機関)の判断により、西村氏の訴えは取り下げとなります。しかし、翌年の2017年11月、「『2ちゃんねる』の商標権は西村博之氏にある」と特許庁の判断が下りました。その後、「2ちゃんねる(ドメイン名:2ch.net)」は「5ちゃんねる(ドメイン名:5ch.net)」に変更されることとなったのです。現在、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)はLoki Technology, Inc. (フィリピン法人)が運営を行っています。

複雑な歴史を持つ「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」。そのため、まずは削除対象となる書き込みがどのドメイン上にあるのかを調べる必要があります。


チェックポイント!

削除したい書き込みのドメインが、以下のどちらのものかを確認しよう。

  • 5ちゃんねる(ドメイン名:5ch.net)
  • 2ちゃんねる(ドメイン名:2ch.sc)

 

削除対象になる書き込みとは?

削除ガイドラインを参照しよう

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)には削除ガイドラインが存在します。一度投稿した書き込みは、たとえ書き込んだ当人であっても、簡単に削除することはできません。しっかりと削除依頼の流れを踏む必要があります。まずは、削除ガイドラインを参照し、削除したい書き込みが該当するかどうかを確認しましょう。

5ちゃんねる 削除ガイドライン:https://qb5.5ch.net/saku2ch/

 

①名誉を傷つけるもの

まず、削除ガイドラインで削除判断基準と定められているのは、「名誉」です。個人や法人の社会的な評価を害する事実を書き込むことは禁じられています。しかし、有名人などの場合、週刊誌などのマスメディアで公開されている情報などは、削除の対象になることが難しいケースもあります。

②個人情報(名前、電話番号・メールアドレス・連絡先など)

2つ目は、本人に許可を得ずにさらされている個人情報です。まずは、個人を特定できるような情報は禁じられています。本名以外にイニシャルなどで特定が可能の場合も該当します。そして、住所、電話番号、メールアドレス、家族の名前などもプライバシーを侵害するものとして、削除対象となります。

③平穏な生活を害する書き込み

そして、3つ目は殺人や傷害、恐喝など、平穏な生活を妨げる行為を予告する書き込みです。これは、実際に危害がなくとも適応されます。最近では、逮捕されるケースも多くありません。安全のためにも、早めに通告する必要があります。

④社会に悪影響を与えるもの

そして、4つ目は薬物の入手方法や爆弾の製造方法など、社会に悪影響を与える書き込みです。実際に危険性が高いものについては、削除対象となります。

スレッドのローカルルールに触れる書き込み

削除ガイドラインに記載はありませんが、それぞれの掲示板で定められているローカルルールに反した書き込みも、削除理由となります。この場合、判断する人が理解できるように、しっかりとした理由を伝える必要があります。伝え方の詳細については、またこれから詳しくお伝えしたいと思います。

 

誰が削除してくれるのか?

削除屋/削除人には、丁寧に接するようにしよう

削除の申し立てに対して、その判断を行うのは「削除屋/削除人」と呼ばれる人々です。彼らは削除屋/削除人をボランティアで行っています。削除をするかどうかの判断や基準は個々に委ねられているため、そのことを念頭に置いて申し立てを行う必要があります。彼らの善意によって成り立っていることを心に置き、丁寧な文面で申し立てを行いましょう。ガイドラインに反した依頼方法や不適切な言葉遣いをすると、それだけで削除してもらえない可能性も出てきます。

例えば、長文や意味を持たない文字列の大量な書き込みや、個人の誹謗中傷や炎上を目的とした投稿に怒りを覚えても、削除屋/削除人に罪はありません。心を荒立てず、冷静に対処するようにしましょう。逆に、怒りを覚えるほどの書き込みに対し、どうやって削除屋/削除人の理解や同情を求めることが出来るかがポイントです。また、炎上している段階での削除は、火に油を注ぐ事態になりかねません。削除屋/削除人が落ち着いたころ合いを見て削除する場合もあるので、心得ておきましょう。また、炎上している間は反論したり、いさめたり、抵抗したりすることで、相手の行為がさらにエスカレートしてしまうことが多くあります。荒らし行為に遭った場合は、怒りに任せて反応しないように気を付けましょう。

また、荒らしや禁止されている投稿を削除すると、代わりに「あぼーん」と表示されます。この「あぼーん」表示を無しにしてほしいと希望して、削除が叶わなかったケースもあります。また、ひとつのレスの削除やスレッドを停止するだけで対応できる問題に対し、スレッド自体の削除した場合も、削除がされない原因となります。なぜ削除したいのかという理由に対して、見合った削除の対象を提示するように心がけましょう。削除理由と削除対象がかみ合っているか等、依頼を出す前に必ず見直すことをおすすめします。判断が難しい場合は、専門家に相談することをおすすめします。

削除理由にふさわしい理由を明確にしよう

このように、ボランティアが行っている削除の判断の中では、削除するにふさわしい理由が必要です。削除ガイドラインに該当するものであり、その正当な理由を明確に提示する必要があります。また、個人のプライバシーの問題は線引きが明白ですが、個人の感情や心情の部分が重きを持つ問題もあります。しかし、「不快だから嫌」「この人が嫌い」など、全く客観的な理由ではない場合は、削除対象にはなりません。また、依頼者に直接関係がない理由も該当しませんので、注意しましょう。

削除依頼を行う手順

重要削除対象:メールで削除要請をする

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)では、重要削除対象の書き込みに対して、専用メールアドレス(meiyokison@5ch.net)で削除依頼を行うことが出来ます。自身に関する内容に対する削除要請であれば、この削除方法が該当するケースが多いでしょう。

重要削除対象とは、前述した削除ガイドラインの中でも、「個人情報(個人名、住所、所属、誹謗中傷、私生活に関する情報、電話番号、メールアドレス)」や「差別・蔑視」に抵触している書き込みを指します。また、法人や団体、芸能人や有名人、警察に相談中の方、裁判によって削除命令の判決を受けた方も対象となります。

メールの記載方法は下記の通りです。


件名:「削除申し立て」

内容:

  1. 対象となるURL
  2. レス番号
  3. 削除理由を記載(あれば、理由の根拠となる資料も添付)
  4. 本人確認のための資料を添付

 

厳しい「一般の削除要請」フォーム

最も一般的な削除要請の方法として、「一般の削除要請」フォームがあります。既定のフォームに書き込んで送信するものです。この場合は、当事者またはそれ以外の人間も問題の投稿に関して通報することができます。しかし、この場合の削除要請は公開を前提としており、削除要請の掲示板に掲載されることとなります。このことから、逆に炎上などの被害を大きくしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。重要削除対象であることを立証し、メールでの削除要請をする流れが最善と言えるでしょう。

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)で削除しても・・・

削除への異議申し立て

削除の要請が通ったとしても、削除された側から異議申し立てを行うことが出来ます。もし異議申し立てが通ったときは、再掲載されることになるので注意しましょう。異議申し立てが可能な期間は削除から7日間です。削除された後も、気を付けるようにしましょう。

インターネット上に残る情報

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)上で削除された投稿でも、インターネット上で情報が残ってしまいます。それは5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)が多くのミラーサイト、コピーサイトを持っているからです。また、まとめサイトによる転載なども多く、そうしたものにも対応しなければなりません。また、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)と無関係の個人サイトでログを保存、公開している可能性もありますし、検索エンジンで引っかかるキャッシュも残っている危険性もあります。

また、現在5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)は無断転載を禁じています。しかし、実際に転載された際に動いてくれるわけではありません。拡散してしまった情報は、自ら削除依頼を行う必要があります。拡散は時間とともにどんどんと広がっていきます。早い段階で削除をしていくことで被害を留める必要があります。もし一人では対応しきれない場合は、すぐに専門家に相談するようにしましょう。

 

まとめ

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の削除体制において、基本原則の第一項には「表現の自由は最大限保障されるべきものである」と記されています。しかし、第二項には、「表現の自由も絶対無制限のものではなく、他人の権利を侵害するものについては削除を行う」と記載されています。削除へのスムーズな流れは、権利を侵害していることが理由であることを明確にすることから始まります。しかし、その判断をすることが難しいと思う人も少なくないありません。そんなときは泣き寝入りするのでなく、専門家に相談してみましょう。ネット誹謗中傷対策相談センターでは緊急のご相談も受け付けております。

 

社名 株式会社リンクス
電話番号 TEL0120-627-940
FAX03-6867-0897
所在地 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-25-29
ファザーランド高田馬場10F
代表取締役 内山成児
設立 2012年06月
従業員 55名(2015年1月現在 グループ全体含む)
資本金 10,000,000円
事業内容 ネット上の風評被害対策コンサルティング
Webマーケティング事業
リスティング広告運用代行
Webサイト制作